
【AKB48】#1 キングレコード在籍期間を表題曲で振り返り【2008年~2009年】
今観ると編集を直したい箇所が多々ありますが何卒ご容赦ください。
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■AKBの歴史をザックリ振り返り
●ユニバーサルミュージックへ移籍したAKB48は
インディーズでシングル2枚を発売し、ソニー(デフスター)からメジャーデビューを果たすものの、様々な要因から契約を切られ、自主レーベルで1枚配信シングルを出した後、キングレコードに拾われ黄金期を迎え現在に至る。
●移籍後に黄金期を迎えたことによりソニーから「逃した魚」と認識され、再び秋元康と手を組み、乃木坂46が誕生するきっかけとなる。
●レーベル契約には数社とのプレゼンがあり、元々ハロプロも好きでアイドルが好きだった入社4年頃の湯浅さんを含むキングレコードの熱意が伝わり、当初は1枚だけのリリースで契約した。
そのリリース曲「大声ダイヤモンド」がオリコン3位を記録した為、気が付いたらその後もキングレコードからリリースとなり「RIVER」のリリース時はキングレコード社内でもアーティスト扱いとなっていた。
●そんなAKB48は”会いに行けるアイドル”として当時の秋葉原界隈の地下アイドルや地方のご当地アイドル等で浸透していた、距離感の近いアイドルをメジャーというフィールドに持ち込み、劇所に行けばいつでも会いに行けるコンセプトが徐々に受け入れ始め、成功を収めて行く。
●AKBを象徴とする一つでもある握手会はキングレコード側からの提案で始まり、通常盤、劇場盤(キャラアニではなく当初は劇場で手売りを想定していた)という販売方式や、キャンペーンの全国握手会と個別握手会も全てキングレコードの湯浅プロデューサーのチームが考案。
しかし、実際に行うとなると様々な問題が発生し、徹夜組対策や、転売屋や偽造と戦った現場のスタッフ等の運営の協力もあっての成功だった。
●衣装は後に「オサレカンパニー」となるチームに任せて、女性目線でも可愛い衣装へと一気に変化を遂げ、ファン層を広げる功績を果たした。
●そして誰もが驚くのは、シングルのメンバーをファンが投票して決める選抜総選挙というイベントで、アイドルに順位が付けられる部分が一般層にも衝撃を与え、社会現象的な熱狂を生み出し、その後の人気は運営も制御できないほどに加速度を増していった。
●そんな中、AKB48は2011年3月11日に起こった東日本大震災への復興支援を行う「誰かのために」プロジェクトを自主的に立ち上げる。
このプロジェクトは一過性ではなく、2019年まで必ず被災地に行って無償ライブを行ってきた。
(2020年以降はコロナによりオンラインや劇場でのみの公演)
※これを主導してきた湯浅プロデューサーが移籍を機に担当を外れたので、残念ですがもう行われないかも知れません。
●2012年にはAKB劇場から1830mという近くて遠い距離にあった東京ドーム公演3daysを実現。
3日間で14万4000人を動員し、当選倍率も約5.87倍とその人気ぶりを当時示した。
●勿論楽しい事ばかりではなく、握手会における傷害事件(メンバー2名と守ろうとしたスタッフ1名が負傷)があり、グループがファンとの大事な交流と認識していた場所での悲しい出来事もあった。
当時グループをまとめていたメンバーは「AKBがこれで終わるかも知れないと」悲観した事を後に回顧した。
そんな沢山の思い出を作って支えてくれていたキングレコードとの別れは大人の事情があると思うが、ファンとしては寂しいものであります。
そこで、感謝の気持ちと昔を懐かしむ動画を作製してみようと思い至りました。
素人の簡素な作りですので、過度な期待はなさらず緩く想い出をコメント等で残したり鑑賞を楽しんで頂けたら幸いです。
※尚、広告が流れた場合はYOUTUBEが自動で付けているものになり、私には何の還元もありませんので悪しからず。
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この動画内楽曲の概要
(タイトル/発売日/クレジット/選抜メンバー/その他情報)
10th『大声ダイヤモンド』2008年10月22日発売
作詞:秋元康 作曲/編曲:井上ヨシマサ
振付:牧野アンナ 振付アシスタント:高良舞子、新垣寿子
衣装:オサレカンパニー
MV監督:高橋栄樹
• 【MV full】 大声ダイヤモンド / AKB48 [公式]
■選抜メンバー / ★センター
秋元才加 / 板野友美 / 大島麻衣 / 大島優子 / 小野恵令奈 / 河西智美
柏木由紀 / 川崎希 / 北原里英 / 小嶋陽菜 / 指原莉乃 / 佐藤由加理
篠田麻里子 / 高橋みなみ / ★前田敦子 / ★松井珠理奈(SKE48)
峯岸みなみ / 宮崎美穂 / 宮澤佐江 / 渡辺麻友
・この楽曲から一気にファンが拡大していった。
・また、作曲者の井上ヨシマサ氏はソニーの完璧にしようとするレコーディングがAKBには合っていないと感じていて、キングレコード移籍を機に上手くなくても感情がこもっているスタイルに変更をしたのは正解だったと後に語っている(どこかで話していたので、読み又は聞き取り違いをしていたらすみません)
・因みに、英語バージョンが存在していて、Japan Expo 2009、NEW YORK ANIME FESTIVAL、フランス・カンヌのMIPCOMにおけるライブにて披露された事がある。(その時のメインボーカルは英語が比較的得意だった秋元才加が担当した)
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11th『10年桜』2009年3月4日発売
作詞:秋元康 作曲/編曲:井上ヨシマサ
振付:牧野アンナ 振付アシスタント:高良舞子、新垣寿子
衣装:オサレカンパニー
MV監督:高橋栄樹
• 【MV full】 10年桜 / AKB48 [公式]
■選抜メンバー / ★センター
板野友美 / 大島麻衣 / 大島優子 / 小野恵令奈 / 河西智美 / 柏木由紀
北原里英 / 倉持明日香 / 小嶋陽菜 / 指原莉乃 / 篠田麻里子
高橋みなみ / 藤江れいな / ★前田敦子 / ★松井珠理奈(SKE48)
松井玲奈(SKE48)/ 峯岸みなみ / 宮崎美穂 / 宮澤佐江 / 渡辺麻友
・2013年11月9日に「誰かのために」プロジェクトで気仙沼大島を慰問した際、「10年桜」と名前が付けられた桜の苗が植えられている。
・リリースから10年後には前田敦子が第一子を出産した。
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12th『涙サプライズ!』2009年6月24日発売
作詞:秋元康 作曲/編曲:井上ヨシマサ
振付:牧野アンナ 振付アシスタント:高良舞子、新垣寿子
衣装:オサレカンパニー
MV監督:高橋栄樹
• 【MV full】 涙サプライズ / AKB48 [公式]
■選抜メンバー / ★センター
板野友美 / 大島優子 / 小野恵令奈 / 河西智美 / 柏木由紀 / 北原里英
小嶋陽菜 / 小森美果 / 指原莉乃 / 篠田麻里子 / 高橋みなみ / 仁藤萌乃
藤江れいな / ★前田敦子 / 松井珠理奈(SKE48) / 松井玲奈(SKE48)
峯岸みなみ / 宮崎美穂 / 宮澤佐江 / 渡辺麻友
・2012年には秋元康氏の誕生日に、MVと同じ演出をしてメンバーが祝福をした事がある。
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13th『言い訳Maybe』2009年8月26日発売
作詞:秋元康 作曲:俊龍 編曲:野中“まさ”雄一
振付:牧野アンナ
衣装:オサレカンパニー
MV監督:高橋栄樹
• 【MV full】 言い訳Maybe / AKB48 [公式]
■選抜メンバー /()カッコは選抜総選挙順位 / ★センター
秋元才加(12位)/ 板野友美(7位)/ 浦野一美(17位)/ 大島優子(2位)
多田愛佳(20位)/ 小野恵令奈(11位)/ 河西智美(10位)/ 柏木由紀(9位)
北原里英(13位)/ 倉持明日香(21位)/ 小嶋陽菜(6位)/ 佐藤亜美菜(8位)
佐藤由加理(15位)/ 篠田麻里子(3位)/ 高橋みなみ(5位)/ ★前田敦子(1位)
松井珠理奈(19位)[SKE48] / 峯岸みなみ(16位)/ 宮崎美穂(18位)
宮澤佐江(14位)/ 渡辺麻友(4位)
・総選挙8位だった佐藤亜美菜は順位の割に数秒のワンショットのみの扱いとなり
よくそれをネタに話していた。
・体調不良でMV未参加の宮崎美穂は後に、自身のYOUTUBEチャンネルにてロケ地を訪れ思いを成仏させていた。
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14th『RIVER』2009年10月21日発売
作詞:秋元康 作曲/編曲:井上ヨシマサ
振付:牧野アンナ、PaniCrew森田繁範(前奏部分)
衣装:オサレカンパニー
MV監督:高橋栄樹
• 【MV full】 RIVER / AKB48 [公式]
■選抜メンバー / ★センター
秋元才加 / 板野友美 / 大島優子 / 小野恵令奈 / 河西智美 / 柏木由紀
北原里英 / 小嶋陽菜 / 篠田麻里子 / ★高橋みなみ / ★前田敦子
松井珠理奈(SKE48)/ 峯岸みなみ / 宮崎美穂 / 宮澤佐江 / 渡辺麻友
・富士急ハイランドとのコラボイベント『AKB48 夏のサルオバサン祭り』にて初披露。
アイドル曲ではない歌詞の楽曲に当初はファンに受け入れてもらえないんじゃないかと
不安で仕方かなかったとメンバーは回顧し、当日のパフォーマンスは気迫に満ち溢れていた。
・カップリングには今もなお披露され続けている「君のことが好きだから」(作曲は織田哲郎)が収録され、歌唱したアンダーガールズは当時史上最強と呼ばれた。
・当時ブレイクし始めた矢先のこの楽曲リリース前に、結成からグループを支えていた年上のメンバーが大量に卒業していった為に、残った若いメンバーに動揺や迷いが起こる。そんなメンバーの姿を観て秋元康氏からのメッセージがこの曲に込められている。
しかも、美空ひばりの「川の流れのように」で自身が作詞家として認められた「川」をテーマにした楽曲なので、それは相当な想いがあったと思われる。
※【個人的な感想】私自身はこの「RIVER」で完全にハマりました。アイドルってこんな曲も歌うんだと、それまで抱いていたアイドルの曲ではない姿に衝撃がありました。
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